今回の展示では素材の違う２人の作家の作品を紹介致します。
白井渚の墨流しから着想した「霧流し」の制作は、濃淡を纏った霧の流れる一瞬を磁器に写し撮ったような作品です。
西垣聡のガラスをスタッズ状にカットした「Highlights」は、ガラスを通すことで意識する眩い光を感じさせる作品です。
２人の作家は共通して形の無い自然を工芸技法によって巧みに捉え、作品に反映させています。作品から移ろう景色を感じていただければ幸いです。
 
 
2024年7月6日（土）ー 7月28日（日）
11:00-17:00
水曜・木曜休廊
作家在廊日　白井・7月7日（日）・28日（日）　　西垣・７月７日（日）
 
 
白井 渚 Nagisa Shirai
 
1991 栃木県生まれ
2017 愛知県立瀬戸窰業高校 陶攻科修了
2019 瀬戸市新世紀工芸館 修了
2022 金沢卯辰山工芸工房修了
現在、石川県金沢市にて制作
 
 
西垣 聡　Satoshi Nishigaki
 
1984 京都府生まれ
2011富山ガラス造形研究所 造形科 卒業
2011富山ガラス造形研究所 助手
2017 金沢卯辰山工芸工房 修了
2021 長野県池田町にて「touca」を設立